(スペイン)[2002/11/18] ラムサール条約第8回締約国会議が18日にスペインのヴァレンシアで開幕した。国際自然保護連合(IUCN)からは、25人の専門家が参加し、これまで世界中で展開してきたプロジェクトや、政策をたててきた経験を生かし、協議の中で政府や非政府機関に対し勧告する予定。IUCNのシュタイナー総事務局長は、「この条約は、これまで30年のあいだ、時代の変化に対応してきた。今回の会議でもそれが求められる。その伝統を守るためにも、今回の会議では、湿地の保全と、より広範な持続可能な開発(農業、ダム問題、貧困緩和といった問題を含める)とを結びつけることが不可欠だ」と述べた。今回の会議には締約国133か国の政府代表が参加。会議の主な論点としては、ダム、侵入種、気候変動、農業が挙げられる。同条約は1971年に採択されたもの。

なお、18日には日本が登録申請した藤前干潟(愛知県名古屋市)と宮島沼(北海道美唄市)が登録された。これで日本の同条約登録地は13か所になった。 ラムサール条約について