(日本、IUCN日本委員会)[2003/9/24]

来る9月24日、環境パートナーシップオフィスにてIUCNセミナー~ボン条約を学ぶ~が開催された。

これは、UNEP(国連環境計画)のボン条約(移動性動物の保護に関する条約)事務局より、国際協定担当のLyle Glowka氏が来日したのに合せて開かれたものである。

基調講演では、Lyle氏よりボン条約についての解説が行われた。

移動性の動物というものは、移動する場所に応じてさまざまな危機にさらされている。渡り鳥を例に挙げると、ある国では狩猟の対象になり、ある国では餌場となる干潟が埋め立てられ、ある国では移動の障害となるような風力タービンのような危険にさらされるといったことなどである。

▲Lyle Glowka氏(ボン条約事務局) ボン条約は、そのような多国間の協力を必要とする野生動物の保護に対し、情報の共有・共同科学研究・国際協定の締結といったツールを提供し、保護の為の「プラットフォーム」の役割を果たしているほか、ボン条約に加盟していない日本でも国際協定に参加することが出来るなどといった懐の広い柔軟性を持ったユニークな条約といえる。

基調講演後の質疑・意見交換の時間には参加者から多くの質問、意見が挙げられ活発な議論が交わされた。

(IUCN日本委員会では、これを機にボン条約についての紹介ページを設けました。)

IUCN日本委員会