(スイス、本部)[2003/11/17]

 モントリオールで行われた科学技術的な助言を行う科学技術諮問委員会(SBSTTA)第9回会合に出席した生物多様性条約(CBD)締約国は、保護地域に関する包括的かつ先進的な活動計画(PoW)を強く支持するとの意を表した。この計画は、2004年2月にマレーシアで開催される第7回締約国会議(COP7)における審議に向け、前向きに受け入れられている。このように同計画に強い関心が会期開催中に寄せられた背景には、活動計画(PoW)がかなりの点で改正され、提案された活動計画(PoW)を推進しようというSBSTTAの決定も加わったことで、高水準の内容となっていることがある。

多くの特定修正点については、了承され同計画の改正案と活動プログラム最終版に盛り込まれた。ただし、留意すべき点として、活動計画の全体的な枠組みは同意されてはいるものの、国連気候変動枠組み条約(COP)で今後も議論されるべき相当の項目(カッコ書き文書)が存在していることが挙げられる。重要なことは、活動計画(PoW)が、保護地域に関連する統治、参画、平等、共益という要素をも含んでいるという同意のもと、世界公園会議(WPC)の強力なメッセージとその影響力を更に増強した点である。

また、SBSTTAはIUCN保護地域分類システムの普及、及び海洋保護地区、特に公海に対する早急な措置への要望について広域的な支援を強化した。最後に今回の会合において、条約に基づく保護地域に関する活動の実行状況を調べるため、保護地区作業部会の設置が必要であるとの要望が出された。