(IUCN日本委員会)[2004/10/08]

国際自然保護連合(IUCN)が10月6日(水)に開催された第59回国連総会にて初めて演説を行った。その内容は、IUCNが国連で準備が進められている国連ミレニアム開発目標(MDGs)の報告書作成の際に果たした役割を中心としたものである。

「世界自然保護会議では、自然保護と開発の調和および国連ミレニアム開発目標の達成に向け、知識レベル及び実務レベルの枠組み作りに力を注いでいきたいと考えている」とIUCN国連常任オブザーバー、バクワット・シン代表は述べた。IUCNは、ミレニアム開発目標の7番目「環境の持続性の確保」という方向性が、昨年行われた第5回世界公園会議において確認されたことを強調した。

昨年はIUCNが地球上の約11.5%の陸地が法的に保護されていることを祝った年である。しかしUN会員である国家は、この実績への努力は賞賛されたけれども、一方、持続可能な環境やMDGの目標に到達するためにこれから先に多くの取り組みが必要であることをIUCNからの説明によって再認識することとなった。

また、IUCNはUN開発イニシャチブ資金とMDG報告が、今後連携し推進されることを要求した。