(IUCN日本委員会 バンコク、タイ)[2004/11/23]

IUCN総会の中日23日は、エクスカーションの日ということで、会議は行われない。(ただしIUCN職員は、昨日行われた選挙の集計で休みなしで仕事をしている)

今回は、世界自然保護会議にまつわることをいくつか報告したい。

<記念コイン>
今回の会議を記念してタイ政府は、記念通貨を100万枚発行している。10バーツコインの表にはタイの国王であるラーマ9世の肖像が刻印されており、裏側にIUCNのロゴが刻印されている。

<リサイクルのイス>
会場にはもちろんソファーなど既存の設備があるのだが、イスの数が圧倒的に足りないこともあり、段ボール箱で作られたイスが使われている。このイスが以外に丈夫で、座り心地も悪くない。もちろん、100%紙リサイクルで作られている。
<ノレッジマーケットプレース>
日本委員会が地球環境助成基金を利用して開催したノレッジマーケットプレース(小規模ワークショップ)は、もっとも「IUCNらしい」イベントとなった。世界中からNGO、研究者が集まるというこの絶好の機会を生かして、徹底なディスカッションの場となった。人種、世代、性別を問われない。皆、自分たちの経験や将来の自然保護のあり方を真剣に議論している。
<日本のNGOの活躍>
アジアブースの前では、ジュゴン保護キャンペーンセンターの活動が地元メディアの注目を集めていた。ややもすると学会発表のような固い雰囲気になりがちなこの自然保護会議において、NGOのユニークな活動が自然保護会議を盛り上げたといえるだろう。地元紙には、高円宮妃の前でパフォーマンスをする様子を写した写真か大きく載っている。(道家 哲平 Update 2004.11.24)