今週、IUCN世界遺産パネルは、世界遺産リストへの登録を求める20の推薦書のレビューを行った。国際的な専門家で構成されるパネルの委員はIUCN本部に集まり、ユネスコ世界遺産条約の締約国から提出された推薦書を評価し、過去6ヶ月に亘って行われた専門家の調査結果を検証した。世界中から寄せられた20の推薦物件のうち、10件が自然遺産、3つが複合遺産、残り7つが文化的景観であった。

ユネスコ世界遺産条約の自然遺産に関する正式な助言機関であるIUCNは、毎年、世界遺産に見合う推薦かどうか厳格な評価を行っている。今回の検討では、自然遺産カテゴリーにもとづいて提案された地域それぞれについて、専門家による現地調査、IUCNの専門委員(特に、世界保護地域委員会のメンバー)による書類調査、UNEPの世界自然保護モニタリングセンターによるデータシートの準備が行われた。

IUCN-J事務局コメント
この件に関してIUCNには守秘義務があり、会議の内容について詳しく説明することはできません。通常、IUCNによる正式な評価書(Technical evaluation report)は、毎年5月に世界遺産センターに送付され、7月に開催される世界遺産委員会で世界遺産リストへの掲載の可否が決定されます

(IUCN,スイス)[2004/12/17]