第65回理事会にて、第4回世界自然保護会議の開催国がスペインに決定され、2008年10月にバルセロナで行われることが決まった。

国際自然保護連合(IUCN)は、5月24日、次の世界自然保護会議(World Conservation Congress)の開催国をスペインに決めた。第4回世界自然保護会議は、2008年10月にバルセロナ市で行われることとなった。

IUCNの統治組織であるIUCN理事会は、第4回世界自然保護会議の開催地として立候補を行なった11カ国の中から、最終候補として選ばれたエチオピアとスペイン両国の提案を検討した。

その結果、2008年の自然保護会議は、カタルーニャ地方政府、バルセロナ市の全面協力の下、スペイン政府がホスト国となる。

IUCN会長のバリー・ムーサ氏は、エチオピア、スペイン両政府による積極的な申し出とこれまでの会議開催案の作成作業に謝辞を表明した。

4年に1度開催される世界自然保護会議は、人、社会、経済の発展とともに私達の自然環境をどのように守り、良くしていくか議論するための最大の会議であり、多くのイベントが行なわれる。

2004年11月にタイのバンコク市で開催された前回の世界自然保護会議は、5,000人以上の人々が参加した。世界中から多岐にわたる専門分野を代表して人々が集まり、環境と開発の課題について、議論し、決定を行った。

世界自然保護会議は、フォーラムとIUCN会員の総会とに分かれる。自然保護に携わるコミュニティーのグランドバザールであるフォーラムには、国家政府や政府官庁、非政府組織(NGO)、企業、政治家、科学者や社会リーダー、貿易連合、企業家、ジャーナリスト、先住民、芸術家、音楽家が、議論し、共有し、学びあうために世界中から集まってくる。

IUCNの最高の意思決定の場であるIUCN総会には、1,000団体をこえるIUCN会員が集まり、IUCNの政策についての討論・投票、4年間のIUCNの事業計画の承認、理事の選出などのIUCNの業務運営が行なわれる。

10,000人以上の世界的な自然保護科学者・専門家からなる6つの専門委員会の会合も自然保護会議で行われる。

2008年の自然保護会議は、地中海を望み、都心部から数分のところにあるバルセロナ国際会議場(the Centre Convencions Internacional Barcelona (CCIB))で行われる予定となっている。この会議場は、2004年には文化ユニバーサルフォーラムの会場にもなっているところである。

IUCN理事会は、あわせて、会議イベントの計画立案を指導する自然保護会議準備委員会を設立した。準備委員会の議長には、理事会のメンバーであり、カタルーニャ地方出身のプリフカティオ・カナル氏Purifcacio Canalsが指名された。自然保護会議の日程は、まだ決定ではないが、2008年10月6日から16日のスケジュールで検討が続いている。

(IUCN/本部)[2006/5/24]