「サステナビリティの未来:21世紀における環境と開発の再考」というIUCNの最新レポートが発表されました。多くの優秀な理論そして実践の専門家によるサステナビリティ(持続可能性)の未来に関する議論を土台に、このレポートは構成されています。

今年1月にスイスのチューリッヒで開催された会議は、IUCNにとって歴史的な転換点となるでしょう。報告書では、サステナビリティに対する社会の進歩、そして持続可能な開発という概念が将来性を持ちうるのかどうかといったことが検討されました。さらに、我々が21世紀に直面する地球規模での挑戦と可能性に関しても理解を深め、IUCNがどのようにこれらの問題に対して向き合っていくべきかということに関しても、議論を重ねました。

報告書では、持続可能性や社会と企業に求められる更なる役割、市場に関してイノベーション(革新)、また、限界という概念を提示するための新しい方法、新たな連合、評価指標、解決策の強調、そして愛情や精神を再獲得する必要があると結論づけています。

会議のファリテータ-として Angela Cropper博士とケンブリッジ大学からのWilliam Adams教授により進行され、多くの著名な方々が参加しました。

・ Rubens Born - Executive Director, Vitae Civilis , Brazil .
・ Lester Brown - President, Earth Policy Institute, USA .
・ Sylvia Earle - Oceanographer, marine botanist, ecologist, and writer, USA .
・ David Kaimowitz - Director General, CIFOR, Indonesia .
・ Ashok Khosla - President, Development Alternatives, India .
・ Mark Moody Stewart - Chairman, Anglo American, UK .
・ Mohammad Yunus - founder of the Grameen Bank, Bangladesh .
・ Lu Zhi - Professor of Conservation Biology, Peking University , China .

サステナビリティ・イニシアティヴの未来に関するディスカッションフォーラム

IUCNは現在、このイニシアティヴをさらに発展させるため、あなたの意見を募っています。このため、IUCNは8月21日から9月15日に、IUCNメンバー、委員会、そしてスタッフのために、未来に関するディスカッションフォーラムを会員ポータルサイトにて開催することになりました。このフォーラムでは、参加者の意見が反映されることで、IUCNや我々の今後をを形作る機会となるでしょう。2008年の10月にスペインのバルセロナで開催される次回の世界自然保護会議では、このテーマに関する多くの新しい活動に注目し、議論する場が提供されます。

本部からは、Jeff McNeely, Rubens Born, Bill Adamsが議論に参加し、オンライン上で議論を行い、あなたの意見に対してお答えする予定です。このイベント、そしてどのように参加するのかといった詳細な情報は、8月上旬にIUCNのホームページ及び会員ポータルサイトに表示されることになっています。

皆さんの参加を心よりお待ちしています。
さらなる情報は以下の担当にお問い合わせください。

Sally Jeanrenaud、 sally.jeanrenaudiucn.org;

サステナビリティの未来:21世紀における環境と開発の再考
www.iucn.org/en/news/archive/2006/06/iucn_future_of_sustanability.pdf(英語版)
IUCN Members Portal:
www.iucn.org/members/portal.htm

(IUCN/本部)[2006/5/30]