本日、2014年版のIUCN(国際自然保護連合)のレッドリストが発表されました。
多くの生物に赤信号 IUCNレッドリスト2014の発表
グラン、スイス、2014年6月12日(IUCN)
温帯のアツモリソウの仲間の80%、キツネザル類の90%が絶滅の危機にあることがIUCNレッドリストの最新の更新によって明らかになった。新たに評価された種として、ニホンウナギ(JapaneseEel)が絶滅危惧ⅠB類(EN)に、2014FIFAワールドカップのマスコットであるブラジルのミツオビアルマジロは個体数の減少が続くものの、絶滅危惧Ⅱ類(VU)という評価が維持された。
今年50周年を迎えるIUCNレッドリストは、今回の改訂により、73,686種を評価し、うち、22,103種が絶滅危惧種となった。