大韓民国政府は、2006年9月1日付で、国際自然保護連盟(IUCN)に第82カ国目の国家会員として、正式加盟した。2006年8月21日

東アジアにおける特徴的戦略的・地理的な位置づけ、豊かな生物多様性、生物種・自然資源の保全管理における長年にわたる経験。大韓民国(以下、韓国)のIUCNへの加盟はIUCNの将来展望、使命の実現に地域的かつ世界レベルで多大な貢献をするだろう。韓国は、その他の生物多様性に関する活動のほか、複雑な国内保護地域システムの運営についての事例経験をIUCNにもたらしてくれる。

韓国政府は、環境に関わる下記の重要な環境条約に加盟している: 国連気候変動枠組条約、生物多様性条約、ラムサール条約、オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書、ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)、砂漠化対処条約。また、大気・水・廃棄物やリサイクル・自然・人体の健康や化学物質・環境と経済その他重要な課題に関する国家的環境政策を持っている。

地球環境ファシリティー(GEF)の設立以降、韓国は発展途上国における地球環境保全を支援する目的での、財政面の協力を続けてきた。

過去数年にわたり、IUCNは韓国が関係するプロジェクトを手がけてきた。例えば、IUCN保護地域プログラムにおいて、東アジアにおける保護地域管理ガイドラインを取りまとめた。これらに関連して次の印刷物が発行されている:「東アジア保護地域財政ガイドライン(韓国語)」、「東アジア国立公園保護地域エコツーリズムガイドライン(韓国語)」。これらをはじめとする資料等は、次のウェブサイトで入手できる。
www.iuch.org/themes/wcpa/pubs/region.htm#eastasia

IUCNと韓国国立公園管理公団(KNPS)は、職員の交流を含めた様々な形のパートナーシップ構築を検討している。IUCNとKNPSは、最初の共同プロジェクトとして国際ワークショップの準備を進めている。このワークショップは2006年10月に韓国がホスト国となり、東アジア保護地域における生物多様性条約締約国会議(CBD)の活動推進を目指している。

同IUCN新会員についての詳しい情報は、次のウェブサイトを参照してほしい。
韓国環境省: http://eng.me.go.kr/docs/index.html
韓国国立公園管理公団(KNPS):http://www.knps.or.kr/
韓国生物多様性についての詳しい情報、〔太平洋フォーラム:生物多様性〕。

(IUCN/本部)[2005/10/25]

カテゴリ: 2006