世界の保護地域の政策に対して提言する事を目的として開かれる地球規模のフォーラム、IUCN世界保護地域委員会が主催する世界公園会議について紹介します。

世界公園会議へようこそ!

世界公園会議(世界保護地域会議)は、10年に一度、世界の保護地域の政策に対して提言する事を目的として開かれる地球規模のフォーラムです。IUCNの世界保護地域委員会が主催するこの会議は、2003年に、第5回目をむかえました。2003年9月、南アフリカのダーバンにて開かれた今回の会議では、保護地域面積が地表の約11%を越えたことが評価される一方、保護地域システムのギャップや保護地域の質や管理能力の向上などの多くの提言が出されました
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これまでの4回の会議は、次のとおり開催されました。
1962年 シアトル(アメリカ)
1972年 イエローストーン(アメリカ)
1982年 バリ(インドネシア)
1992年 カラカス(ベネズエラ)

これまでの世界公園会議についてもっと詳しく知りたい方はこちらへ

第5回世界公園会議

wpclogo第5回世界公園会議は、2003年9月8日~17日に南アフリカのダーバンという都市で開かれました。この会議のテーマである「境界を越える利益」が象徴するように、保護地域が提供する多くの価値に対する私たちの理解の広がり、公園の設定・管理の手法の多様化を反映した議論がおこなわれました。 日程とプログラムについてはこちら(PDFファイル)

保護地域の現在と未来

第5回世界公園会議で発表された保護地域国連リストによると、その数は102,102ヶ所に及び、面積は地表の11%近くになりました。前回の第4回会議と比べると面積は約2倍に増加したことになります。

その中には平和の維持・促進に貢献するような「平和公園」や地域共同体と一緒に取り組んで管理される「共同体保全地域」といった試みも生まれてきています。一方で、温暖化による気候変動、人口増加、分権化の推進など従来の保護地域管理の手法では対応できない問題も生じてきています。

このような現状を踏まえ、世界公園会議の参加者は、以下の文章を採択しました。

第5回世界公園会議の成果

・ダーバン宣言 (翻訳 / 原文(英語

・ダーバン行動計画 (翻訳 / 原文(英語)

・勧告  (翻訳 / 原文(英語)

・生物多様性条約へのメッセージ (翻訳 / 原文(英語)

(いずれもPDFファイルです)