世界自然保護会議は、4年に一度開催され、国際自然保護連合(IUCN)が開催する会議の中で、最も大きな国際会議です。会議は一般に公開されるフォーラムと、メンバーによる総会の2種類に分けられます。フォーラムでは、IUCNのメンバーとパートナーが最先端のアイディア・考え・事例などを議論することができ、保全のための国際的計画の設定に向けて影響力を発揮できるかつてない機会となります。総会ではIUCNの戦略的政策の投票と、議会および議長の選出が行われます。

 

世界自然保護フォーラムでの開催イベントは以下の4つの形式があり、事前にオンライン予約できるものもあります。

 

ワークショップ
120分のセッション。対話・ワールドカフェ・シミュレーション・ゲーム等の手法を通じて、参加者同士が知識やノウハウを共有し、理解を深め、イシューに対してのコンセンサスが形成できるような場。

ナレッジカフェ:Knowledge Cafe'
最大12名でのテーブルを囲んだディスカッションで、最大で16グループが同時に行われる。相互理解の促進、興味・ネットワーク・経験の共有、パートナーシップの検討などが行われるような場

ポスタ
保全活動やその成果など、様々な取り組みを紹介できる場。ポスターエリアの所定のパネルに各団体一枚ずつ、会議終了時まで展示される。

コンサベーションキャンパス:Conservation Campus
特定の保全分野における新しいスキルや知識を身に付けられるようなインタラクティブな場。半日または一日のプログラムで行われる。

 その他、レセプションやコンサート、文化イベント、また記者会見等も行われます。
 
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これまでの会議とスローガン

1996年 第1回 モントリオール(カナダ)
2000年 第2回 アンマン(ヨルダン)
2004年 第3回 バンコク(タイ)「People and Nature -Only one World(人々と自然~ただ1つの世界)」
2008年 第4回 バルセロナ(スペイン)「A diverse and sustainable world(多様で持続可能な世界)」

2012年 第5回 済州島(韓国)「Nature+(ネイチャープラス)」
第5回世界自然保護会議のくわしい情報は、にじゅうまるプロジェクト国際会議レポートのページをご覧ください。
リンク:http://bd20.jp/category/conference/iucn-wcc5/

2016年 第6回 ハワイ(米国)「Our planet is at a crossroads(岐路に立つ地球)」
第6回世界自然保護会議のくわしい情報は、にじゅうまるプロジェクト国際会議レポートのページをご覧ください。
リンク:http://bd20.jp/category/conference/iucn-wcc6/