ビジネスと生物多様性の関係を大きく変えた生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)。そこでは、30by30(サーティーバイサーティ)や、TNFD、気候変動と生物多様性の同時解決といった様々なキーワードを産み出した「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が制定されました。「昆明・モントリオール生物多様性枠組」の具体化について議論された2024年10月のCOP16は、最後まで議論がまとまらずに休会となりました。その再開会合が2025年2月にイタリア・ローマで開かれ、議決までたどり着けなかったモニタリング指標や資源動員といった議題が無事に採択され、さらなる「実施の加速」が始まります。

本イベントでは、ネイチャーポジティブにまつわる世界の最新情報を理解できるようになるための連続講座の特別編です。生物多様性条約COP16再開会合の結果や注目ポイントについて、現地参加者の話を聞きながら、学んでいきます。


<イベント概要>
形式:オンラインのみ
主催:国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)
共催:公益財団法人日本自然保護協会
企画協力:環境省
対象:COP16や、ネイチャーポジティブ・自然資本に関心がある方
日時:3月18日(火)17:00~18:30
お申込み:https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_G-x_y4KGS5GElVy2ghu2IQ
参加費:無料

講義内容:
(前半)COP16再開会合の全体概要の報告

  • 国際自然保護連合日本委員会事務局長 道家哲平
  • 環境省生物多様性戦略室
  • 電力中央研究所 主任研究員 富田基史

(後半)COP16成果を踏まえた今後の日本におけるネイチャーポジティブ

講義受講で得られる知識:
COP16再開会合の全体像や主要な議題を把握し、COP16再開会合の内容とこれからのネイチャーポジティブの進展について理解することができる
 

このセミナーは、令和6年度地球環境基金の助成を受けて実施しています。