生物多様性国際ユース会議が8月25日から31日にかけて横浜市にて開催されます。

本日は、世界約80の国と地域から集まった130名近くのユースが集い、オープニングセレモニーが開かれました。

 

主催者であるGYBNから挨拶があり、9000人の中から選ばれた参加者への挨拶とこれから始まる会議の価値等が述べられました。

 

また、環境省や生物多様性条約事務局長、横浜市長からも挨拶があり、会議関係者への感謝やユース参画の意義、横浜市の取り組みが述べられました。

その後、10人程度のグループに分かれ、アイスブレイクとグループワークを行いました。

私のグループでは、簡単な自己紹介から始まり、グループワークでは、この会議で自分が他の参加者に与えることのできること”GIFT”について話しました。

また、あなたが最も大事だと思う価値観、例えば、”森の近くに住みたい”、”家族を大事にしたい”等についても意見交換をしました。

周りが騒がしくほとんど聞き取れなかったのですが、ファシリテーターの方が”生きとし生けるものが存在できるようになること”と付箋に書いていたことに感動しました。

グループワークの中で、物語を伝えること(storytelling)が大事、現場レベルと国際レベルの活動を繋ぐこと、伝統的知識、ユースや先住民が意思決定の過程に関わること、資金動員が大事であるといった意見が述べられていました。

 

グループワークの内容は、グループごとに異なり、

自己紹介がなかったり、あったり、会議で参加者から受け取りたいこと”receive”があるグループがあったりと、ファシリテーターにも多様性がありました。

 

その後、全体で記念撮影をし、上郷森の家に移動しました。

宿に到着してからは、ワークシートの説明や今後の流れ、スタッフ紹介が行われました。

自分の国から外に出たことのない参加者もいるようで、無事に皆がビザを取って日本へ来れたことに対し、運営や参加者への拍手が送られました。

IUCN日本委員会事務局 稲場一華