ビジネスと生物多様性の関係を大きく変えた生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)。そこでは、30by30(サーティーバイサーティ)や、TNFD、気候変動と生物多様性の同時解決といった様々なキーワードを産み出した「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が制定されました。2030年ネイチャーポジティブ実現に向けた23のアクションが展開されています。その流れの中で、企業・金融機関の中では、生物多様性に係るリスクや依存・影響を評価・開示を求めるTNFDが注目を集めています。

そのような中、2024年10月には、コロンビア・カリでCOP15の次の会合となるCOP16が開催されます。COP16は、「昆明・モントリオール生物多様性枠組」実施の具体化のための検討を担う会議として国内外から注目を集めています。

本イベントでは、ビジネスとネイチャーポジティブや自然資本のつながりを認識し、最新情報を理解できるようになるための網羅的な基礎知識に関する連続講座の特別編です。生物多様性条約COP16の注目ポイントについて、現地参加者の話を聞きながら、学んでいきます。

 

IUCN日本委員会では、重要なパートナーとして将来世代の国際会議参加を支援しています。今回のイベントでは、将来世代の新鮮な視点も取り入れ、現地参加したユースからも発表をいただきます。


<イベント概要>
形式:オンライン・対面ハイブリッド
対面会場:3×3Lab Future 会場40名まで
主催:国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)
共催:一般社団法人 大丸有環境共生型まちづくり推進協会(エコッツェリア協会)
Rooting Our Own Tomorrows (ROOTs)
企画協力:公益財団法人日本自然保護協会、環境省
対象:COP16や、ネイチャーポジティブ・自然資本に関心がある方
日時:11月15日(金)18:00~20:00
お申込み:https://naturepositive05.peatix.com/
参加申し込み締め切り:11月15日18時まで
参加費:無料 (寄付付きチケット 1000円)
※定員に達したため、会場参加は締め切りました

*無料チケットと寄付チケットに内容の違いはありません。
*ご寄付は、会の運営費やユースの国際会議派遣支援等に使用させていただきます。IUCN-Jの活動の継続にご支援をお願いします

講義内容:
(前半)COP16の全体概要のご報告
(後半)COP16現地参加者による各々の視点から見たCOP16参加報告

講義受講で得られる知識:
 ①COP16の全体像や主要な議題を把握し、COP16の内容とネイチャーポジティブの進展について理解することができる
 ②ネイチャーポジティブ達成に向けた国や国際機関、企業や自治体等のCOP16への取り組みを知り、推進を担うキーパーソンを知る。
 ③生物多様性に関わる多様なセクターを知り、多様な視点からCOP16やネイチャーポジティブの意義を理解する