2025年3月6日にIUCN事務局メンバーが来日し、IUCN親善大使イルカさんも含むIUCN-Jメンバーと意見交換を行いました。

IUCNからの取組紹介や日本への期待が述べられたのち、IUCN-Jの活動を紹介、その後Q&Aという形で意見交換を行いました。

IUCNからは、企業連携担当者が来日したこともあり、TNFD等を利用して生物多様性への影響を開示することはもちろん、そのあと開示したデータをもとにどのように活動をしていくかが重要であるという視点が共有されました。

IUCNではOECMの拡大、NbSの特に都市部での活発化、Sports for Nature、whole society approachに力を入れており、Sports for Natureでは、すでに100のスポーツ連合会からの賛同を得ているそうです。スポーツといった他分野との連携を行うことで、普段関わりのない企業とも親和性ができ、ユースなどより広いオーディエンスに生物多様性保全について届ける機会になります。IUCNでは今後より広い様々な分野との協働を広げていきたいと話していました。

Sports for Natureでは、実際に生物多様性保全につなげていくために賛同した連合については自然への影響などの開示を行っていくそうです。

Q&Aでは、IUCNへのユースの関わり方や具体的な協働のための連絡先や諸条件等について、話し合われ、世界との連携が一歩前へ進む機会となりました。