10/11-13にかけて第2回IUCNリーダーズフォーラムがスイスジュネーブにて開催されます。
IUCNリーダーズフォーラムは世界各国の自然保護を推し進めるNGO、ビジネス、国連機関、政府など多様なリーダーたちが集まり、交流や議論を通じて、
課題や現状などに対するより深い理解や世界との連携、取組の発信等ができる会合です。
IUCNリーダーズフォーラムで期待されること
- セクターを超えたグローバルリーダーやチェンジメーカーと「昆明-モントリオール生物多様性世界枠組み」の実施についての議論
- 政府、市民社会、民間セクターのリーダーやチェンジメーカーとのネットワーク
- 自然に関する世界目標の実施に向けた測定可能な取り組みに関するリーダーシップの披露
- 世界のリーダーやチェンジメーカーと協力関係を築き、自然や気候の優先事項に対する集団的な行動の強化
参加することで得られるメリット
- リーダー同士の交流
中立的な場で、保全と生物多様性の重要な課題に対する革新的かつ集団的なマルチステークホルダーによる解決策を共有し、議論し、行動のきっかけにできます - 世界の専門家から学ぶ
世界トップクラスのリーダーが、自然保護と生物多様性の最新動向を共有し、自然のための世界目標の進展を妨げている喫緊の課題に取り組めます - 強力なコネクションの構築
フォーラム終了後も、あなたやあなたの組織にとって有益となる新たな関係、パートナーシップ、提携を築くことができます - 若いチェンジメーカーと協力する
次世代の自然保護リーダーたちのプロジェクトに積極的に参加し、刺激を受けられます
今回で2回目の開催となり、昨年は50カ国以上から500人以上が現地参加し、「ネイチャーポジティブ経済と社会を築く」をテーマに議論がされました。
今回のテーマは「自然のための世界目標:進捗状況の追跡、成功への資金調達」で、主に世界目標達成のための道筋や資金調達について議論されます。
そのほかにも、ビジネスや30by30、気候変動と生物多様性等様々なトピックのセッションも開催されます。
IUCN日本委員会や会員のNGO、ユースからも事務局長の道家をはじめとする計5名が会議に参加します。
こちらのHPにて会議の様子を発信していく予定ですので、皆様ぜひご覧ください。
【IUCN-Jによるユースとの協働】
IUCN-Jでは、ネイチャーポジティブな社会を目指すにはこれからますますユースの参画支援と共同が重要と考えており、国際会議へのユース派遣に力を入れています。IUCN-Jを継続して支えてくださる支援者からのご寄付や、J-GBF支援事業、助成金等多様な支援を活用させていただいています。
ご支援を元に、国際会議への参加や活動に経験のあるIUCN-J事務局やメンバーをメンターに、これまでの国際経験を継承する取組を実施しています。
事業紹介パンフレットはこちら
IUCN-J 事務局 稲場一華