6日目が終わりました。

毎日セッションが22時近くまであり、そこから次の日の支度やブログを書いていると毎晩夜中の1時や2時まで起きているので、体力が限界に達しました。午前のセッションを少し休み、途中からの参加でした。

午前は、関心ごとにセッションに分かれて参加しました。私は、アートとコミュニケーションについてのセッションに参加しました。社会を変えた偉人たちと絵や象徴、イメージとの関係や社会を変えるためメッセージの作り方についても話し合われました。また、アートによって表現されたメッセージのいくつかの例が述べられました。議論が白熱し、このセッションのチャットグループで続きを行うことになりました。セッション中、質問をし損ねたので、後でチャットに質問を投げてみようと思います。

  

午後には、各々でゴールと学び、ゴールに向かうまでのステップと必要なツールと学びを花で表現し、共有しあいました。
花をゴール、種が会議で得た学び、葉をゴールまでのステップ・行動、茎を一貫する価値観、蜂を仲間等の人、蝶を必要なリソースに見立て、整理をしました。GYBNのワークショップはビジュアルが良く、それぞれの個性を引き出したり、アートの力を引き出すのがとても上手いなと感じました。ちなみに私はカタクリを描き、蜂の代わりにアリを描きました。もちろん種にはエライオソームを添えて。蝶はギフチョウにしたかったのですが、時間がなく無理でした。

各々の制作物を共有した後、GYBNアジアで何ができるかについて話し合われました。GYBNという組織では知識や事例、アイデアの共有、キャパシティービルディングをメインに行うことや資金導入や運営体制の変更についても検討されました。会話の中で、国の中にいくつもの言語が存在する国とそうでない国等、各国のチャプターごとに状況が異なることがよくわかりました。GYBNは、権力がなく、周囲に仲間の少ないユースにとって、仲間であり、大事な居場所であることがわかりました。

IUCN日本委員会事務局 稲場一華