CBD COP 16はコロンビアのカリの「Centro de Eventos Valle de Pacifico」国際会議場で開催される。会場の施設を紹介しながら、現地の情報を共有する。
登録エリア
初回来場の際、登録が必要である。Priority Pass とパスポートをスタッフに見せたら、その場で証明写真の撮影しバッジをもらう。以降、シャトルバスを利用する際や入場する時、バッジを見せるだけで簡単に通過できる。その後、保安検査を通る。カバンの他、腕時計・ベルトとバッジを外さなければならない。
会場内の様子
会場は室内外両用で大きく6つのエリアに分けられている。会議室の整備が完成されているものの、パビリオンなど他の施設の多くがまだ設置中のようだ。 プレナリーの会議室がとても広く、大きな画面も設置されている。
すべての机にマイクと通訳の受信機が設置され、その他の席には携帯式の受信機が付いている。プレナリー会議室を出ると、展示ブースが並んでいる。COP 16の開幕まで後数日だが、まだ設営中のようだ。また、パビリオンの各テントが設置されているが、中の整備がまだ整っていないようだ。
食事
メインのフードコートでは6つの店が入っており、主にコロンビア料理を提供している。お肉・サラダ・ポテトかご飯で32,000ペソ(約1130円)で、外のレストランよりは若干高いような感じだけれども美味しく、量もたくさんでお腹いっぱいに食べられる。現時点で、6つ中3つの店しか営業していないが、COP 16始まったら順次開店するだろう。しかし、テーブルと椅子の数が限られており、SBI-5初日の時点ですでに限界を感じてしまった。メインのフードコートの他、カフェや売店が会場内で点在したが、そのほとんどがまだ開店していない。
ネット・充電環境
「COP 16」という公式Wi-Fiの無料提供(登録・パスワード不要)があるけれども、不安定でつながりにくい時がある。COP 16の開幕に向けて、会場内でWi-Fiに接続する人が増えるに連れ、ネット環境が悪化する可能性があるだろう。
コンセントは各机のマイク・受信機の後ろに4つある。配置が近く、大人数で使う時は少々心配になる。
その他の施設・サービス
トイレやゴミ箱が数カ所に設置され、常に清掃員が回っておりとても清潔だ。また、ウォーターサーバーが会場内各地で設置されている。 入り口の近くにBancolombiaのATMが2台あり、現金を下ろせるようになっている。しかし、手数料が一回あたり1000円ぐらいで、高いような感じがする。また、向かい側に換金できる窓口もあるが現時点では開店していない。
インフォーメーションの他、ビジネスセンター、忘れ物センターと観光案内所もある。
サン パトリシア(筑波大学/IUCN-Jインターン)