5月16日、SBSTTA26の4日目は、午前は、生物多様性上重要海域(EBSA)と合成生物学に関するコンタクトグループを開催し、午後は、モニタリング枠組みと海洋沿岸生物多様性のコンタクトグループ、夜に健康と合成生物学のコンタクトグループの議論が行われました。
EBSAに関するコンタクトグループは、国家の管轄海域(EEZ含む)と公海とでプロセスを分けつつ、各プロセスにおける、ワークショップの在り方やEBSAやその説明のための情報を、どういうステップで扱いながら、EBSA世界リストに入れるか(あるいは入れないか、入らなかった際の情報の扱いも含め)という手続きの確認に時間を取り、文章全体の議論を午前のコンタクトグループでは完了できませんでした。
午後は、モニタリング枠組みに関するコンタクトグループは、バイナリー指標の質問項目を整理するところまでは行きつきましたが、決議本体については、3時間では終わらず、再度議論を継続することになりました。
夜には、健康と生物多様性(議題9)と合成生物学(議題5)のコンタクトグループが開かれました。
*公開時、SBSTTA26のサイドイベントを紹介していましたが、SBI4のものとを合わせてまとめて紹介する方が整理してみられるため、独立のページに移動させました。
国際自然保護連合日本委員会 事務局長 道家哲平
*今回の国際情報収集・発信業務は、経団連自然保護基金、地球環境基金の助成、ならびに、IUCN-Jへのご寄付を基に実施しています。このような情報発信を継続するためにも、IUCN-Jの活動へのご寄付をお願いします