IUCN-WCC
国際自然保護連合(IUCN)第X回世界自然保護会議
The International Union for Conservation of Nature (IUCN) XXth World Conservation Congress
最新の会議
IUCN-WCC7
概要
IUCN世界自然保護会議は、政府、市民社会、先住民、企業、学界から数千人のリーダーや意思決定者が集い、人類、社会、経済の発展のために地球規模の課題に対処できる自然環境を管理する方法やその他解決策を議論することを目的とした会議です。世界が一丸となって、優先順位を定め、保全と持続可能な開発のための行動を推進し、保全と持続可能な開発の科学、事例、政策を共有する最大の市場にもなっています。
IUCN会議の3つの構成要素
- 会員総会
会員総会は、IUCNの最高意思決定機関です。会員総会では、160カ国以上から集まった1,300を超えるIUCNの政府、市民社会、先住民族等の会員組織が、保全と持続可能な開発に関する優先課題について投票を行います。 IUCNの会員は、政府、非政府の両方を含む、他にないユニークで包括的な組織です。そのため、IUCNの会員総会は世界的に強力な権限を持っています。ここでの決定が今後数十年にわたる人類と地球の関係に大きな影響を与えています。
この総会は、意見の相違を脇に置き、良好な環境ガバナンスを構築するために協力する場であり、保全の責任と利益の両方を分かち合う場となっています。 - フォーラム
フォーラムは、保全と持続可能な開発の科学、実践、革新のための最大の知識市場です。 フォーラムは公開討論の場であり、あらゆる立場の人々が集まり、世界で最も差し迫った保全と持続可能性の課題について話し合います。ハイレベルな対話から、保全と技術革新の奥深さを探求する研修ワークショップまで、さまざまなタイプのイベントが開催されます。野生生物や海洋、保護地域、持続可能なビジネス、気候変動、人権など多様なテーマについて、経済的、社会的、科学的、技術的側面など様々な視点から話し合われます。 - 展示会
展示会では、IUCN のメンバーや委員会、企業、パートナー、学識経験者がパビリオンやブース、イベントを開催します。展示会には、登録された大会参加者だけでなく、一般の人々も参加可能で、出展者は、自らの研究、改革、その他の取組を一般の方々も含む幅広い聴衆に届けることができます。
IUCN世界自然保護会議の歴史
1948年から1994年までは、2~3年ごとに会員総会を開いていましたが、1996年からは4年ごとの「会員総会、フォーラム、展示会」の3つの構成要素からなるIUCN世界自然保護会議に移行しました。
過去の会議一覧
IUCN-WCC6
IUCN-WCC5
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