SBI / WGRI
生物多様性条約実施補助機関会合 / 生物多様性条約第X回条約実施に関する作業部会
Subsidiary Body on Implementation / XXth meeting of the Ad Hoc Open-ended Working Group on Review of Implementation
最新の会議
SBI-4
SBI(生物多様性条約実施補助機関会合)の概要
生物多様性条約の第25条に基づいて設置される常設の会議体で、条約の運営面(予算、資金メカニズムへの提言、多様な主体との連携協力)を中心に、COPに対して決定案を提案する機能を持ちます。
条約の運営目に関しては、2005年から2017年まで非常設の作業部会として「検討と実施作業部会(WGRI:Working Group on Review and Implementation)」という会合が設けられていました。
このWGRIが、ほぼ当然のように開催されるようになったことから、第5回WGRIを最後に、COP14(2018年)の決定で「常設組織」として、条約の実施に関する補助機関(SBI)を設置することとなりました。COPとCOPの間に2回開かれるSBSTTAの後半のSBSTTAと前後する形で開かれることが多いです。
生物多様性条約の助言機関として、条約の実施の効率化や運営等のテーマを扱います。例えば、資金メカニズムへの要請、条約間連携、主流化、広報や普及啓発などがあります。
会議は、およそ1週間の長さで開催され、その参加者は、締約国とオブザーバーに大別されます。オブザーバーは、締約国以外の参加者を指し、国連機関、NGO、先住民地域共同体、科学者、企業等幅広く、会議の注目度で大きく変わりますが500名前後の参加者があります。
過去の会議一覧
Geneva-2022(SBI3現地開催)
SBI3(オンライン開催)
SBI-2
SBI-1
世界の生物多様性の
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